フルリノベーションが新築と一番大きく違う点は「スペースを新たに創る必要がある」ということです。
昔の間取りは来客中心で法事などをご自宅で催すことも多く、一番条件の良いところに座敷などが配置され、
鬼門なども考慮されて間取りを構成していたことなども影響して、ご家族のスペースは条件の良くない配置になりがちでした。

バリアフリーの概念もありませんから敷居など含めて段差だらけ
ユニットバスもない時代なので浴室の大きさもバラバラで「入浴できればいい」という考え方なので
洗面脱衣室ともに狭い場合がほとんどです。
当然に「高齢になってきたとき用の1階個室」なんていう考え方もありません。
「今」あるスペースの中に「これから」のスペースを創りだす
そこがフルリノベーションの醍醐味であり、一番難しいところです。
新しく個室をプラスしたり、浴室や洗面脱衣室を広げる
同時に、シロアリ被害や水漏れによる木材の劣化を補修、補強し、
現代の基準から見れば圧倒的に足りていない耐震性能や断熱性能も現代の基準まで押し上げる。

「今まで」を「これから」に変える。
それが私たちの提案するフルリノベーションです。
DATA | ■ 延床面積:25坪 ■ 家族構成:2 + WAN |

解体で躯体だけにし構造計算にかけます

梁をふたつドッキングし一体化する

断熱のなかった壁

隙間なく断熱材を

床にもしっかりと断熱を入れました

大きな車が走るとガタガタと音がしていた玄関

少し引っ込めてポーチを作り新しい玄関に
家の床までの高さを三段に分散させて
ご年配のお母様にも上がっていただきやすくなりました

階段がふたつある家でした

階段をひとつにまとめ

階段下はワンちゃんスペースに有効利用

すきま風が寒く防犯上も心配だった窓

防犯・日当たり・風の通り道を考慮した窓
補助金の利用でご負担少なくできました

1階南は元は区切られたキッチン
他の部屋に光が入りにくかったのがお悩みでした

ふた部屋をつなげ
光も風も入るLDKになりました

二階南側の日当たりの良い場所は新たな壁で仕切り

防水処理を施し

日当たりの良いバルコニーになりました

構造上抜かない方が良い柱もあります
これからまた末永く安心してお住いいただくために必要な柱です
こういう時は活かせる間取りを考えます

収納を分ける壁になりました
仕切ったことで収納の用途も変えられ一石二鳥です

外壁

傷んだ箇所は補修と防水処理をし塗り替えさせていただきました
ご予算を抑えつつお好みの雰囲気になりました

トイレは高機能のものをご希望

洗面台は価格を抑えてご提案

寒くて狭かった昔のお風呂は
位置も変えてユニットバスで快適に

シンプルで使いやすいキッチン

寝室はシックなカラークロスを一面に

多趣味なお施主様でしたので
収納はしっかりと

必要な収納量は人それぞれ違います
お部屋にあふれてしまわないことが
すっきりと暮らす秘訣です

秋田杉の一枚板テーブル
脚の片側は抜けない柱に細工をして
すっきりと収めました