あつい、、、、あづい~~~~~~涙
雨が降ったら「降らないで」
晴れたら晴れたで「雨降って」
人って勝手です!笑
さて、基礎工事も折り返し
土間の部分がコンクリート施工できたら今度は立上り部分です。
立上り部分はアンカーボルト設置という難関があります。
アンカーボルトは二種類
ひとつはホールダウン金物
もうひとつは土台固定アンカーボルト
たとえば地震や台風で建物が押されたら、
押された側は持ち上がりますよね。
この建物が持ち上がるのを止める金物がホールダウン金物です。
太い鉄筋で出来ていて建物に何カ所かあります。
もう一つの土台固定アンカーボルトも同じような役割ではあるのですが、
こちらは数で勝負。一本ずつの力は小さいですが、
約1~2mピッチで土台を固定しています。
この二つのアンカーボルトをコンクリート施工の前に基礎鉄筋にくくりつけておくのですが、
この設置が難関でして、、、、
土台端部
開口部両端
土台継手
そして上記外の部分も1~2mピッチに。
文章で書くと簡単ですが、コンクリートのかぶり厚さや、
柱や筋かいを避けた位置を考えながら配置するのは大変です。
もうひとつ大変だという理由は「ひとりで設置しない」ということです。
基礎業者さんは数人で作業します。
そうなると、、、、
「建築は人が造るもの」が大切になってきます。
数人で作業すればそれぞれがいろんなやり方をする可能性がありますから
間違えたりする可能性が高くなってきます。
そこで「チェック」が大切になってきます。
職人さん自身、弊社、大工、そして最後にまたみんなで。
何度も何度もチェックします。
そうすると、こんなところが見つかります。
ホールダウン金物の位置
黒字が元の位置、赤字が修正位置です。
間違えたわけではありません。
ですが、柱から少し離れていたので修正しました。
このまま離れていても施工可能ですが、よりよい改良は大切。
こういう細かなことが建物全体のクオリティに繋がります。