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年間10棟限定だからできること

ようやく厳しい暑さが少しだけ緩やかになってきたでしょうか。

去年もすごく暑かったですが、今年の暑さはさらに異常でしたね。

現場で打合せしているだけでも毎日、着替えが必要でした 汗

さて、今日は弊社の現場施工に関しての特徴について!

弊社は工務店

設計事務所でもなく、大手ハウスメーカーでもなく、

工務店であり続けることにこだわります。

なぜなら「きちんと建てる」ことが建築に求められる一番大切なことだからです。

プランだけよくても、プレゼン資料などのきらびやかさだけでも、

施工だけよくても建築は成り立ちません。

「プランニング・施工・現場管理」のバランスが大切だと思います。

その三つをそろえた工務店でありたい。

そのために弊社は三権分立ならぬトリプルチェックを掲げています。

プランニングも施工も現場管理も一気通貫で行うメリットも確かにありますが、

一気通貫だともしも私たちが見逃したらそれまでになってしまいます。

建築は人がつくるもの

だからこそ何重ものチェックが必要になります。

そこで、わたしたちは自社、そして公的な検査のほかに第三者にも

現場チェックをお願いし、トリプルチェックとしています。

そのため、私たちは設計事務所併設をせず、工務店の形式にこだわっています。

そして、工務店にこだわることで自社の知識と経験が

常にアップデートされていきます。

私たちの建てる新築、そして耐震改修を伴うフルリノベーションの場合、

構造計算を駆使します。

構造計算書は、新築住宅だとだいたい550ページほどありますが、

その中でほとんどが計算過程になっていて、計算結果は1割もありません。

計算結果を平面図などに落とし込んで現場での指示に使うわけですが、

ほとんどの会社の場合、落とし込まれた図面に記載されていることを理解して

施工に活かしている会社はありません。

「構造計算書に書いてある通りに施工すること」これだけが大切と考える場合が

ほとんどで「なぜその計算が必要なのか」を知る必要を感じていないからです。

私たちの場合には、手刻みを行う大工を使うこともあり、

技術の本質に現代の構造計算をドッキングして構造を考えます。

構造計算書と大工の経験や知識とすり合わせる必要があるため、

構造計算書の理解が必要不可欠。

たとえ建売で同じ建物が並んでいたとしても風の抜け方や

光の当たり方によって建物の条件は全く変わります。

建築はふたつとして同じ条件の建物はありませんから、

新築でもフルリノベーションでも、

工事をするたびに構造に対する知識と経験が増え、次の物件に常に活かしています。

そのため、しっかりとした技術を持った職人さんに工事をお願いする必要があるので

新築・フルリノベーションを合わせて年間10棟をリミットとし、

しっかりとした施工体制を整えています。

とはいってもデザインも性能も補助金などもとても大切ですよね

次回は「普通の工務店ではない」をご説明しますのでこうご期待!

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