長期優良住宅認定と長期優良住宅仕様の決定的な違い

「確かにウソはついてないけど、その表現ってビミョー」

っていうことありませんか?

建築にもたくさんあったりしますが、

その代表が「○○仕様」です。

建築に限らず一般的に「仕様」という意味は

一言で言うとスペックという意味で使われますよね。

「こんな性能や機能になっています」というもので、

「○○モデル」なんていう言葉でもよく使われると思います。

たとえば野球やサッカーなどでユニフォームや

グローブやシューズなどで見かける「○○選手モデル」

色や形は同じでも、その選手だけの特別な特徴そのものまで同じではなく、

万人の方が使えるように素材や製法などを

市販仕様にアレンジしてあると思います。

同じように「公式」なんて言葉もよく目にしますが、

正式にスポンサー契約などを結んだ「公式」なものもあれば、

「〇〇選手が愛用」なんて感じで

非公式で「○○選手が使っていたものと同じですよ」とだけ

うたっているものもあるでしょう。

でもでも、

公式であろうがなかろうが、〇〇モデルは色と形が似ていて

使う人にとって気分を盛り上げることが主な目的で、

なにか損をするということはないのではないでしょうか。

建築の「仕様」の場合はどうでしょう?

長期優良住宅仕様やZEH仕様と、

長期優良住宅認定やZEH認定はどう違うのでしょう?

実益に大きな差はあるのでしょうか。

答えは、、、大いにあります!!!!!

まず、「仕様」では補助金が出ません。

公式に建築確認申請の際に長期優良住宅認定やZEH認定を申請して

公式に「認定」をとったものと「仕様」は似て非なるものです。

「仕様」は求める性能に達しているかどうかの判断基準はあくまでも自社基準

「認定」は求められる性能基準に達していることを公式に認められたもの

意味が全く違います。

先日、とある広告で「長期優良住宅が標準工事」と記載があり、

その下に小さな文字で「長期優良住宅認定を取るためには別途費用が必要です」と

書いてありました。

つまり、、、

「長期優良住宅認定と「同等」の性能ではあるけど公式ではないですよ」

「もし公式に認定を取りたい場合には別途申請が必要で、費用が掛かります」

ということですよね。

これを建築費用に焦点をあてて言うと、、、

「長期優良住宅認定と同等の性能を確保するために、認定を取る場合と同じ商品を使いますのでお金はかかりますが、公式に認定は取りませんよ」

ということですよね。

長期優良住宅にしてもZEHにしてもお客さまが求めることは

いまや性能向上は必須で、性能向上のためにかかる費用の一部を

補助金で補填することが一番の目的ではないでしょうか。

たとえお金をかけてでも性能向上だけを純粋に求めている人は少ないと思います。

また、性能面としても自社基準というのは色んな意味で「自社基準」です。

これは先日書いた瑕疵担保を自社で担保している場合も同じだと思います。

保険適応するかどうかも含めて自社がすべての基準ですから

人によって対応を変えることも、別解釈で判断することもできますということです。

自社基準は良い意味でもそうでない意味でも「自社基準」なのです。

対して、公式な認定は確かに厳格です。

そのかわり、その厳格さをクリアするように施工できることが自ずと担保されます。

弊社の検査体制が自社検査ではなく、

第三者検査も含めてトリプル検査としているのもそのためです。

瑕疵担保保険の基礎配筋検査は自社での検査でも可能です。

検査員の都合に合わせて立ち合いをする必要もなく、自社の都合を優先できる。

そのかわり、もしも自社検査員が見逃したらそれまでになります。

建築は人が造るもの

たくさんの目で現場を確認することで

人の手で造ることの様々なデメリットを防ぐことができます。

だから私たちはお金も時間も手間もかけてトリプルチェックをします。

「仕様」にはせず、「認定」を標準工事にしているのは、すべてはお客さまのため

お客さまの安心と安全を削ることにつながる予算の削り方を

進んで提案することはありません。

ローコストでもなく、高級路線でもなく、

メリットとデメリットをきちんと説明しながら進めていく

私たちは常にまっすぐに仕事に取り組んでいます。

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