急に寒くなりましたね
このまま冬に突入かな?
それともあまり寒くないまま年が明けて、春を迎えちゃって、
また暑い夏が来ちゃうのかな、、、それはご勘弁ください 涙
さて、今日は水路橋の設置手順について
敷地と道路の間に水路があって橋を渡す場合、どういう手順が必要なのでしょうか。
まずは水路の種類の確認が必要になります。
姫路市などの行政が管理している水路なのか、そうでないのか
行政管理の水路でなくても自治会などが管理しているかもしれません。
まずは管理者を探すところから始まります。
今回は許可申請の手順として管理者が姫路市の場合で書きますね。
水路橋は一つの敷地に原則ひとつだけになり、
その幅も原則5mまでとなっています。
なので、例えば家の駐車場が3台分あって、
例えば6mの幅で水路橋を設置したいと思っても原則は5mまでとなります。
また、水路に橋を架ける際に水路の擁壁を欠き取ったりという加工や、
水路擁壁に荷重をかけるような構造の橋は原則的に許可が下りません。
そこがとても難しいところで、、、、
橋は基本的にコンクリート製を推奨となっています。
コンクリートの厚みは10~15センチは必要になるわけですが、
擁壁を加工できない=橋の厚みのぶん道路と段差ができちゃうということになります
なので、これに関しては市との協議が必要となると思います。
擁壁の加工をするとなると道路管理者との協議も必要になります。
市道なら姫路市と、県道や国道なら兵庫県姫路土木事務所との協議になります。
このあたりが申請の大変なところになるでしょう。
申請には申請者の氏名などを書く申請書のほかに、
水路を含めた水路橋の平面図や断面図が必要になります。
また、公図や、周辺の地図、現地写真、
土地の所有者を確認するための登記簿謄本、
また、自治会の承認も必要です。
それから、もしも橋が壊れたりして水路に損害を与えたらその責任を負うという
書類の提出も必要です。
許可は1週間程度で下りてきます。
許可が下りて橋が出来上がったら水路橋の㎡数に応じて年間使用料が発生し、
春ごろに納付案内が届きます。
小さな水路なら㎡当たり190円
大きな川などになると㎡当たり330円かかります。
たとえば幅2m、長さも2mの橋だとしたら
4㎡×190円(330円)=760円(1320円)というわけです。
760円だとヘタしたら振込手数料のほうが高いような、、、、笑
水路橋設置の一般的な流れを書きましたが、
機会があれば歩道の切り下げや電柱移設も書いてみますね。