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残雪期の唐松岳登山

GW、皆様はどんなふうにお過ごしになられましたか?

弊社も連休をいただいていました。

私たちの仕事は間取りやパースなどの資料作成、

現場の施工に必要な図面などなどの内勤と、

お客様との打ち合わせや現場管理などの外勤の連続なので

なかなかしっかりとお休みをいただくことができません。

それはそれでうれしい悲鳴と言いながら、

私たちにも家族との時間や友人との交友などが

ごくごく普通にありますし、

休みなく働き続けることは心が休まることができず、

しいては仕事にも影響します。

なので、休みはできるだけしっかりと取ることを

心がけています。

また、SNS等で休日の様子を書くこともありますが、

仕事以外でどんなことに興味を持っているかを発信することで

私たちの仕事以外の一面を知っていただいて、

より身近に私たちを感じていただければとの思いで書いています。

去年に続いて北アルプスの唐松岳に登ってきました。

朝は雲海の中からスタート

スキー場のゴンドラとリフト2本を乗り継いだところから

登山が始まるのですが、

去年はコンビニであらかじめチケット購入ができて、

ゴンドラの始発も早く、

そして、ふたつめのリフトはスキー利用者の方々よりも

15分だったかな?早く登山者は乗ることができました。

が!

今年はコンビニ販売が見つけられず、、、

たぶん無くなった様子、、、

(ご存知の方いらっしゃいましたら教えてくださいませ)

それからゴンドラの始発も遅く、

登山者の早乗りもなくなっていて、

チケットを買わないとゴンドラへの列に並ぶことも出来ず、

結局、去年よりも40分遅れで9時前にスタートしました。

下りもリフトを使わなければならず、

最終リフトは15時20分

つまり、6時間20分以内で往復しなければなりません。

ところが、コースタイムは6時間半近く、、、

ということは、休憩なしで登ってもギリギリ 汗

これが唐松岳の日帰り登山の怖いところです 滝汗

最初の1時間ほどは斜度も緩く、のんびりハイキング

その後から急登が始まり、

丸山ケルンから先は急登修行です 笑

この写真の一番上が山頂だと思うでしょ?

ところが違うんです 涙

唐松岳の頂上はまだ先

山頂手前に唐松岳頂上山荘があって、そこからさらに奥に山頂があります

丸山から山荘までのこの区間で去年も泣きました 笑

靴につけてるアイゼンの重みが効いてくるのです。

今年はよく雪が降りましたが、登山道の様子は去年と変わりなく。

尾根は夏道が見えているところも多く、

急登部分は積雪量の多さで斜度は急でしたが

不帰ノ嶮がずっと見えていてカッコいいのであります。

不帰ノ嶮は日本三大キレットのひとつ

キレット=切戸

実は日本語が語源で連なる山の間の谷間のところです。

いつか行ってみたい。

ヒーヒー言いながら山頂手前の山荘に着いて、

ザックを置いて空身で山頂を目指します。

山荘からは往復で30〜40分ほどかな。

天気が翌日にかけて下り始めていたので爆風に 汗

天気予報で「気圧の変化」とか「寒冷前線が」とか

よく聞きますが、その影響を体感することって

街中ではなかなかないと思います。

でも、山では直撃で体感できます。

標高が2500mを超える山だと午後になると雲が出てきて夏だと夕立が来ます。

そこに天候が下る要因が混ざると、雨、風が容赦なく襲ってきます。

立っていられない風が吹くのは山では日常茶飯事。

それを見込んで準備することが求められますが、

ほんと急に天候が変わるのが山

いきなり爆風です。

なんとか登頂

スタートが遅かったので下りリフトに間に合うための

リミットいっぱいです 汗

写真を撮ったらダッシュで山荘まで戻ります。

帰りはひたすら下るだけ

登りは激遅の私なんですが、下りは「自称」速い 笑

なんとか巻き返して間に合いました。

北アルプスは低山とは違った楽しみと苦しみがある標高の高さですが、

雄大さや自然の力をより感じることができます。

今年はまたどこかに登ろう!

無事、登山を終えて思ったこと、、、

ちょっと痩せよう 笑

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