山荘を出発して、丸山までは平和なハイキング
とにかく独標までは体力温存で登りたい。
西穂高への行程の中でロープウェイ駅から山荘まで、
それから山荘から独標までのあいだのガレガレ急斜面で
体力の半分失われます 笑
ポールを使って足の負担を少しでも減らしながら登ります。
丸山まではヘルメットなしでも大丈夫ですが、
私は山荘から装着します。ヘルメットかぶると高揚しますね 笑
独標以降に進むならもちろんですが、
独標まで登る場合でもヘルメットは必ずかぶりましょう。
私が登った日、前の前を登ってた人が落石をさせて
目の前で人の頭くらいの大きな石が
私の前にいた人のほうに向かって落ちて行ったのを
見た時はヒヤリでした 滝汗
独標とりつき手前の下りに入る前にポールを片付けて臨戦態勢へ。
久しぶりに岩を登ると最初はちょっとモタモタ 笑
相変わらず高所恐怖症なのに高度感があっても怖くありません 笑
やはり、観覧車とかビルとかの人工物は怖いけど
地面がある自然は怖くないようです、変ですね
山荘から1時間半かけて独標に到着!
エエ景色ですなー
このあとモクモクとガスが湧いてくるんですが 笑
独標まではたくさんの人がいました。
ここからが本番
よく独標から10峰への下りがヤバいと言われてますが、
正確には独標からの下りが怖いと感じる人は
ピラミッドピークまでの下りが同様か、
それ以上にに怖いと思います。
岩に慣れてる人ならなんてことないと思いますが、
9峰の一枚岩またぎもありますし、
初めてだとこの区間が警戒だと思います。
ピラミッドピークから見るとこんな感じ。
目の前は9峰の下り
一枚岩またぎのところも写ってますね。
西穂高岳は13峰あって、独標は11峰
ここから数字を数えるんですがいつもどれかが抜けます 笑
10峰
景色抜群ですね♪
9峰
ここから8峰のピラミッドピークまでちょいと長めに登ります。
山頂はまだまだ先
前に見えてるのは4峰のチャンピオンピークですね。
独標からここまで30分
この先は峰の頂上を通らずに横を巻いていく峰もあるので時間が早まります。
7峰を見逃して6峰 笑
5峰も見逃して、たぬき岩
どれがたぬき岩なのか、そしてどんな意味があるのか
いまだに知りません。誰か教えてくださいませ。
4峰 チャンピオンピーク
ピラミッドピークから30分で着きます。
ここまで来たらもうちょっと。
3峰と2峰は巻いていきますので山頂まで30分です。
そして
奥に見えるところが主峰(山頂)です。
2峰と主峰のあいだからの景色が一番好き
歩いてきた道のりが全部見えるんです。
ガスで隠れてますが山荘から全ての道のりが見えるのデス。
この大自然の中では人の一歩はとても小さなもの
だけど、その小さな一歩の積み重ねで
こんな大きな山でも登りきれる。
登山も人生も同じ。
大きなジャンプアップなんてなくて、
コツコツと一歩ずつが大切ですね。
そして頂上へ。
ガスガス 笑
山頂直下の登り下りは初めての人だとちょっと怖いかも。
手の掴みどころ、足の掛けどころがたくさんあるんだけど、
一枚岩のような斜面に見えてて、
下までスポーン!と景色が抜けてるので
特に下りは怖さ倍増と感じる人が多いかもしれません。
午後になるとガスが上がってきて夕立がきます。
おにぎりを食べてる間に抜けてくれたら槍ヶ岳が
綺麗に見えるのですが、残念ながらオールガスガス 笑
仕方なく下山です。
でもガスが出ると良いこともあって、
ライチョウさんがお出ましになります。
冬は真っ白なんですが、もうすっかり夏毛でした。
下りはスタスタ歩けて山荘に15時についてました。
が!
ここからロープウェイ駅までが長い、、、、
行きと反対に山荘から2/3は下りですが、残り1/3の登りで泣きます。
なんとか16時15分くらいに着きまして無事、最終便で降りてきました。
そしてこれを買って帰ります
ロープウェイパン
無事、ケガもなく降りてこれたことに感謝!
また行きたいなあ