新アトリエには私たちのワークスペースも併設しています。
ワークスペース併設ってとても難しかったりします。
オープンスペースになっていて、
お客さまとの打ち合わせスペースと一体になっていたら
たとえば資料のファイルとか事務用品とかの
いかにも事務所っていうモノ・コトが丸見えになってしまって
いくらお客さまスペースを飾ってもスマートな空間にはなりません。
これは対面キッチンのLDKと同じだったりします
来客からキッチンシンクなどの手元が丸見えにならないように。
それを考えるのと同じだったりします。
テレビドラマに出てくるような生活感がなく、
置いてあるものの色なども完璧で
いつも完璧に片付けられているキッチンならオープンでもいいですが、
生活する上でそれは実質不可能です。
システムキッチンとカップボードは内装仕上げと合わせることできますが、
たとえば調味料のボトルには商品名のラベルが貼ってあるし、
電子レンジなども内装ほど自由に色は選べません。
かといって、キッチンを閉鎖的な空間にしてしまうと
リビングにいらっしゃるご家族とのコミュニケーションは取れないし、
リビングで遊ぶお子さまにも目が届きませんし、
なにより、毎日の家事が楽しくないと思います。
適度に光と風が通り、
リビングに目が届き、
閉鎖的にならないように。
ワークスペースも同じく、
閉鎖的になりすぎると来客に気付けませんし、
狭い空間に閉じ込められた中で仕事では士気もあがりません。
写真に写る正面の窓
この窓を開け、反対側の大きな窓を開けると
ワークスペースを風が抜けます。
同時に光も少々
ワークスペースなので燦々と光が入ると
パソコンの画面が見えないので適度でOK
そして、写真には写っていませんが背面にはエアコンを。
私たちの職業は飲食店ではないので、
ひっきりなしにたくさんのお客さまが来所されるわけではありませんし、
たとえば朝8時などの早朝からお越しになられることも稀です。
なので、一日の半分はワークスペースとしての機能として使いますので
効率よくワークスペースの環境が良くなるように工夫しています。
それはすなわち、冷暖房のランニングコストにも直結したします。
お客さまへのご提案にも活かせるポイントとも感じます。
週末にはいよいよ薪ストーブ設置
楽しみです!