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土地探しは現場で起きているんだ!

先日、ネットで土地を探していて一つの土地が目に留まりました。

道路からの進入路があるL型の敷地形状の土地を一般的に旗竿地といいます。

また、敷地としては四角で旗竿地ではないけど

前面道路が自宅前で行き止まりになっていて、お隣と一緒に使うようになっている

土地もあります。

どちらも敷地幅の全体が道路に面している土地に比べると人気がありません。

デメリットで言うと、旗竿地は必然的に進入路に車を止めることになる場合が

多いのと、進入路の幅が5mとかあればいいのですが、

3mほどしかないと車を降りたところが狭かったりもします。

でもでも、、、、

実はメリットもたくさんあります。

旗竿地になっている=建物が道路からかなり奥にあるので

プライバシーが確保しやすかったりします。

また、周りを隣宅に囲まれていてフェンスが設置されていることも多いので

外構工事が不必要な場合も多いです。

でも周りを囲われているということは逆に言うと周りからの視線、

それから採光や通風に問題があったりもして、それは紙一重だったりします。

それらは土地情報の写真を見ているだけではわかりません。

今回、私が見つけた土地がまさにそれでした。

土地情報では「んー、、、」といった感じでしたが、

進入路から奥はきれいな長方形でした。

期待せずに土地を見に行く

だいたいこういうときに限って当たりが出ます。

現地を見てみると、隣地の建物と駐車場のあいだのスペースから南側採光が取れ、

進入路も写真で見るよりも相当に広くて

「これならまったく気にならない!」と感じました。

周りも静かで抜群の条件

そして、敷地としては北側道路の旗竿地になるので値段も近隣に比べると安い!

これらは現地に行かないとわかりません。

土地情報の写真では条件的によくないような写りだったので、

パッと見ただけでは敬遠される可能性が高い土地でしたが、

土地探しは絶対に現地を見ないとメリットもデメリットもわかりません。

たとえば大きな音や匂いがするかしないか

五感は人それぞれなのでデメリットと感じるか、

それとも「気にならないからOK」となるかはお客様次第

現地を見て見ないと絶対に分かりません。

「事件は現場で起きてるんだ!」という名セリフな刑事ドラマがありましたが、

土地探しもまさに現地ありきです。

そして、もっと大事なのが「どんな建物が建てられるか」

敷地が広くても前面道路が微妙に曲がってて、

ちょうど駐車場を取りたい位置に電柱があったら建物計画に影響します。

現地を見ながらそれを確認する。

これは私の土地探しの絶対唯一の大切にしていることです。

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