夏に北アルプスに行けなかったので初冬の赤岳に行ってきました。
赤岳鉱泉に一泊して、硫黄岳と赤岳に登る行程
例年なら雪に覆われているはずですが、予定日直前まで
まったく降っておらず、
「雪の赤岳に登りたかったのにー!」
と、ダダをこねそうになりましたが、直前に降雪。
意気揚々と向かったのであります 笑
今回も雪山登山のイロイロ実験
仕事も登山も自分の基準になるバロメーター作りを
必ずします。
登山に関して言えば特に雪山は装備や自分の力量を見誤ると
天国への直通まっしぐらになってしまうので基準づくりは大切と思っています。
赤岳は2899メートル、初冬とはいえ街に比べると
はるかに寒いので靴と服がどこまで対応できるか実験です。
私の服装はスキーと自転車ウェアにユニクロとワークマンの連合軍 笑
靴はモンベル アルパインクルーザー1000レザー
セミワンタッチアイゼンには対応してますが、厳冬期用ではありません。
さてさて、、、
見せてもらおうか、連合軍の実力とやらを 笑
八ヶ岳山荘の駐車場に停めて、まずは赤岳鉱泉に向かいます。
これが長い 涙
上高地から涸沢に行くくらい長い!
赤岳山荘まで1時間、そこから赤岳鉱泉までさらに2時間以上なんですが、
赤岳山荘までは車で登ることも可能です。
でもでも、いろんな方がおっしゃるように車高の高い4WDでないと無理ですね。
大人4人乗ったミニバンとかだと車高が下がってガリゴリと底を擦ると思います。
それと冬季は4WDでも難しいと思います。
なぜなら積雪期でも晴れた日が続いたら間違いなくテレンテレンになると思うので。
あの坂道が凍っちゃったらどんな車でもかなり危ないっす。
車を止めた駐車場は標高1700m弱、赤岳鉱泉は2200mくらいですから
すでに標高差500mアップです。シンドイ、、、
気温はマイナス2度くらい
服装はもちろん全然大丈夫です
赤岳鉱泉に到着して、カレーを食べてから硫黄岳に向かいました。
受付でアイゼンの種類を聞かれましたよ。
雪が少ないので氷と雪と岩が混じる状況なので
積雪期より難易度が高いとのこと。
八ヶ岳は林道が多くて、景色が開けたら今度は爆風の予感
目出し帽とかいろいろ準備してたのですが、なんと晴れ&ほぼ無風
エッホエッホと登り、硫黄岳登頂
なんと写真を撮り忘れてました 笑
なんせ寒さに耐えられるかわからないのでビビってたんです 笑
ミレーのアミアミ
マムートの薄手の長袖の上にTシャツ
ユニクロフリースにユニクロダウン
ズボンはCWXにワークマンのイージス
冬用靴下にアルパインクルーザー1000レザー
硫黄岳は12本爪を使うことはありませんでした。
服装的にも全然余裕
アルパインクルーザーも足先が冷たくなることもなく全然余裕
厳冬期の大山のほうがはるかに寒いです。
そして、今回の山行で一番楽しみにしていたのがコチラ
赤岳鉱泉名物のステーキ!
山小屋でステーキが食べられるなんてサイコー!
ステーキじゃない日もあるとのことでドキドキしてたのですが当たりでした。
赤岳はマムートがサポートしているのかワイングラスまでマムート
ステーキのほかにもポトフやサラダ、ご飯もおいしい
ご飯とポトフはお代わり自由です。
暴風や雪や雨が降ったら赤岳には登れないかもと思ってたので
硫黄岳とステーキで今回の山行の目的は一応達成。
あとは次の日に赤岳に登れたら最高!
ということで19時には寝ていたのでした 笑
つづく