フルオーダーメイドって何が違うの?

雨、、、、ですねー、、、

今日も休日出勤で新規案件の調べものしてます

それと

平日は忙しいのでブログも 笑

「フルオーダーメイド」

よく耳にする言葉ですね。

建築のフルオーダーメイドってどんなものをいうのでしょうか。

間取りが自由にできる?

クロスの色が選べる?

キッチンやユニットバスなどが選べる?

私が思うフルオーダーは全然違うものです。

ご飯に例えるとわかりやすいかもしれません。

ラーメン屋さんとうどん屋さん、はたまたファミレスのどれを選ぶか。

これは木造なのか鉄骨造なのか、特殊工法を選ぶのか

構造の違いを選ぶようなものかと思います。

ラーメン屋さんを選ぶとして、

チェーン店と独自の味を持つ個人店があると思いますが、

これはハウスメーカーと工務店のような違いでしょうか。

そして、

ラーメン屋さんで、一種類だけしかメニューにないお店と、

チャーシューメンだったり、ワンタンメンだったり

チャーハンなどなどいろんなメニューがあるお店がありますよね。

どんなトッピングができるか含めて

これは内装は木の仕上げだけと決まっている会社なのか、

クロスや左官仕上げなど選べる会社なのかの違いと似ていると思います。

麵の素材に何を使っているかとか、スープに他店にはない秘密があるとか

いろいろあるかとは思いますが、

「何を使っているか」がフルオーダーメイドかどうかではないと思います。

大切なのは

「お客さまのために、どこまで、何を、考えたのか」

「心をこめて」

どうできるのか。

一杯に懸けて作るラーメン

麵もスープもすべて自家製だとしたら一日に作れる数には限界がありますよね。

数を増やすとなると当然に機械に頼ったりしなくちゃいけません。

そうなったら?

機械がその日の材料の微妙な状態の違いを加味して

人と同じようにできるかと言えば難しいでしょう。

建築も同じです。

弊社は年間棟数に制限を設けています。

たくさんの棟数を建てることを目標にすること、

それも良いとは思いますが、

それでは弊社が考えるフルオーダーメイドの家づくりにはなりません。

お客さまといかに効率よく打ち合わせができるか

いかに早く契約ができるか

いかに早く仕様を決めることができるか

etc...

棟数が増えることで、自然と何もかもに効率を求めるようになります。

それはいくらいろんなことが選べても弊社の考えるフルオーダーメイドではなく、

服で例えるならS,M,Lの既製品

わたしたちの志(こころ)とお客さまの心が通じ合わない

ひとりひとりのお客さまのご希望を叶えるために

常に全力で寄り添い、取り組み、「きちんと建てる」

弊社がもっとも大切にすることです

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