熊本地震、心配ですね。
被害が最小限で済みますように。
さて、インターネット全盛の今、何でも調べる事ができるようになりました。
それはお客さまにとっても、私たちプロにとってもメリットが大きく、
日本全国の素晴らしいものづくりをしている会社と出会う機会を
得る事ができますよね。
つまり、たくさんの選択肢の中から選ぶ事ができるわけですが、
選択肢がたくさんあることでお客さまにとってデメリットが生まれる事もあります。
ちなみに私たちプロにはデメリットはありません。
というか、あったとしたら逆にダメです。
お客さまにとってのデメリット、それは「迷い」です。
私たちプロとの違いは「求めるテイストが固まっているかどうか」
私たちプロは各社それぞれに自社のテイストがあります。
たとえば「木の家」と一般的に呼ばれる木造住宅を
得意としている会社はたくさんありますが、
同じように見えて、それぞれの会社の大切にしていることが
まったく違い、それが大きくブレることもありません。
ブレたとしたら、その会社は自社の大切にすることが定まっていないという事です。
なので、たとえば新しい断熱材を探すとき、
私たちプロは自分たちが求める性能や、施工性、価格など
「自社の求めること」がはっきりとしているので
たくさんの候補の特徴の説明を受けたとしても「アッチもコッチもいいな」と
迷うことはありません。
たくさんの候補を見たとしても常にはっきりと優劣をつけて判断できます。
しかし、お客さまはそうはいかないでしょう。
建築を職業としているわけではないので、
どれも良く見えてしまうこともあると思います。
建築は必ずメリットとデメリットが表裏一体で存在します。
他よりも劇的に安価で、
他よりも劇的に高性能で、
他よりも劇的にデメリットがない
なんてことはありません。
安価なものは、安価な代わりに性能が落ちたり、制限があったりしますし、
高性能なものは、高性能な代わりに高価だったり、
高性能ゆえのデリケートさがあったりもします。
でも、誰もがデメリットを前面に押し出してPRすることなんかありません。
メリット=自社の求める性能であり、テイストにもつながるわけですから
メリットを大きくPRすると思います。
そうなると、たとえば同じ「きれい」という結果を求めるとしても
A社からは青を勧められ、B社からは赤を勧められて、どっちが良いのかわからない
なんていうことにもなるかもしれません。
「最初は何もわからないからいろんなものを見聞きしたい」
という気持ちはすごくわかるのですが、
その気持ちが大きすぎるとかえって迷いを生みやすくもなるとも思います。
高耐震性能や高断熱性能はもうすでに各社独自の特徴とは言えないほどに
普及してしまいました。
ただ、高耐震と言いながら、その方法にはたくさんのポイントがあり、
断熱に関しても、単に性能を上げるだけでなく特性を熟知した使い方があります。
なので、各社の良いところ取りをしようとするのではなく、
ご自身の優先順位の高いことを網羅できている建築会社がどこかという視点で
見てみると「この会社に頼もう!」と思える会社が必ず見つかると思います。
建築は大きな金額がかかるもの
信頼のおける建築会社と二人三脚できれば素晴らしい家づくりになると思います。