お盆休みが近づいてきましたね。
みなさま、家族サービス、リフレッシュ、楽しめるといいですね。
さて、今日は安く建てる方法について
とは言っても悪い意味で「安く建てる方法」です 苦笑
たとえば希望の家が3000万円だったとします。
これを2000万円にする方法って何かあるでしょうか。
まずは2000万円の家でも3000万円の家でも変わらないもの。
そして構造に関係ないものから見ていきましょう。
キッチンやお風呂の数は家の大きさに関係なく変わりませんので、
住宅設備を見直すと減額できます。
昔は上位グレードと安価なグレードで明らかに差がありました。
しかし、今は極端に安いグレードがなくなり、
中級以上のグレードが中心となったので、特別な機能を求めなければ
カラーなどはご満足いただける変更が可能だと思います。
外壁や屋根材なども面積が広いので平米あたりの差は少しでも家全体となると
結構大きな差になってきます。
クロスも普及品と高級品がありますが、普及品の中でお気に入りの柄があれば
わざわざ高級品を選ぶ必要もありませんよね。
ただ床材は、、、
「床材などの建材を安いもので」とお伺いすることも多いのですが、
キッチンなどの住宅設備と同じで極端に安いものがなくなりましたので
大きな減額にはつながりにくいです。
もし、減額したいなと思ったときには優先順位を考えてみましょう。
例えば「ユニットバスは家族しか使わないところだから高級なグレードで
なくてもいいよね。でもキッチンは毎日使うところだから食器洗い乾燥機は
希望のものがいいな」という感じでメリハリをつけると、
我慢したわけではなく納得したうえで減額ができると思います。
ここからが今日の本題です。
住宅設備などの仕上げ品は建物本体の品質には影響はありません。
では、建物本体=構造の部分は安くすることができるのでしょうか。
答えとしては「できます」
「建物の安全を確認する方法」には大きく分けて二つあります。
ひとつは建築基準法に「木造ならこうしてくださいね」という
内容に沿って建てること
一般的に「仕様規定」といいます。
もうひとつは構造計算で建物の安全を確認する方法です。
例えば基礎の鉄筋
ごく一般的な基礎の鉄筋は13ミリの鉄筋を15センチ~20センチ角で組みます。
ところが建築基準法の基準は10ミリ鉄筋を30センチ角で組めば合法です。
梁も建築基準法では柱と柱のスパンの1/12以上あればよいので
柱間が3m離れていても25センチの大きさの梁で合法です。
弊社なら最低でも33センチ以上を使います。
「弊社の基礎も柱も建築基準法最低限です!そのかわり安いですよ!」
と言われて「合法ならいいじゃん!」となるでしょうか。
そして、材料を最低限まで削っただけでは大きく減額にはなりません。
大きく減額するために一番効果のある方法
それは
速く施工することです。
「速く」ってどのくらいの速さで施工すれば減額に効果的なのでしょうか。
感覚的に言えば2倍の速さです。
んーー、、、2倍の速さって可能なの?
できません。
できませんが、やるんです。
2倍の速さできちんとした仕事ができるのでしょうか。
できません。
もしかしたら、、、もありません。
2倍の速さできちんとした仕事は100%不可能です。
ですがやるんです。
「やるんです」の言葉の意味わかっていただけるでしょうか。
でも、もしかしたら日本中でもしかしたら2倍の速さで仕事が
できる人がいるかもしれません。
ですが、、、、
2倍の速さで仕事をする中で「お客さまのためにココはもう少し手を加えて、、、」
なんてできるでしょうか。
難しいでしょう、、、、
「弊社の大工は2倍の速さで施工できますから安くできます。そのかわり
精度は無茶苦茶ですし、お客さまのことを考えて施工することはできません」
と言われて「それでも安いほうがいいね!」となるでしょうか。
きちんと建てる
建築で一番大変で一番難しいことです。
弊社の一番の目的はきちんと建てること。
それは現場的にという意味もありますが、
例えばお客さまが減額をご希望の場合でもコーディネーターが
お好みの色や柄のなかで商品選定をとことんお客さまに提案します。
お客さまの気持ちもくみ取りながら現場もしっかり
それが弊社の「きちんと建てる」
類は友を呼ぶ
8月19,20日に開催する構造見学会では現場とともに
私たちの人柄=働いてくれる職人さんたちの人柄も見ていただきたいです。
私?オトコマエです!!!!大謎 笑