シートヒーターと床暖房と私  ~必要なものとそうでないものを分ける~

部屋とワイシャツと私な題名でスイマセン 笑

寒くなってきましたね。

冬男な私はワクワクが止まりません!

いよいよウィンターシーズンが近づいてきましたね。

さて、皆さまの「車の装備にはこれがついてないとダメ!」には

どんなことがありますか?

私が車に求める第一位はクルーズコントロールです。

営業範囲が広範囲なので年間3万キロほど走ります。

なので、とにかく少しでも楽に運転するためにクルーズコントロールが必須。

そのかわり、その他の装備はまったくこだわりはありません。

カーナビや快適装備も「付いていればいいな」程度

基本的に一人で乗る車ですし、狭い現場もあるのでコンパクトで、

走る距離が距離なので燃費もちょっと大事、、、

あ、でもデザインは大事ですね。

そんな感じです。

そんな私の車にはなぜかシートヒーターがついてます。

今まで一度も使ったことがなかったけど、先日使ってみたらとても快適!

それからは毎日のように使っています。

でもシートヒーターと、車のデザインのどちらをとる?と聞かれたらデザインをとります。

シートヒーターで暖まりながら「これって床暖房と同じだな」とも感じてました。

床暖房を採用するかどうか

よくお客さまが悩まれるポイントですね。

私のクルーズコントロールのように必須ならすぐにはっきりしますが、

シートヒーターのように「あれば便利だけど必須ではない」なときが悩みどころですね。

そんなときは、、、

床暖房を採用するかどうかって構造や間取りには関係ありませんので、

その他の色んなことを決めた最後の最後で「床暖房が必要かどうか」を

今一度、想像していただくといいかもしれません。

たとえば

「あれば便利だけど、システムキッチンに予算を回したい」となるのか、

逆に

「ニッチをやめてでも床暖房は必要」となるのか

家づくりの中で優先順位が高いかどうかがはっきりすると思います。

先日、お客さまと話していてとても共感できる話がありました。

お客さまがお勤めの会社でとても機能満載な商品を発売したところ

あまり評判がよくなかったそうです。

高機能ではあるけど高価格であったことがネックだったそう。

そこで、本当に必要な機能のみに特化したところとても評判が上がったそうです。

家づくりも同じで、高機能、高性能にすればするほど高価になります。

高い耐震性能

高い断熱性能

クロス貼よりも高級な左官仕上げの壁

同じくサイディングよりも高級な左官仕上げの外壁

既製品のフロア材ではなく無垢材の床材

高級なシステムキッチンにシステムバス

etc...

どれも捨てがたいですね。

でもこれらすべてを採用すると4000万円になりますと言われたら困りますよね。

でもでも、耐震性能や断熱性能が低かったりしたらそれも困りますよね。

オーバースペックをなくす

例えば断熱性能

関西地方で北海道基準の断熱性能が必要かというとそうではありませんよね。

関西地方で標準的な性能よりももう少し性能が高ければ十分に光熱費は抑えられ、

体感的にも満足いただけると思います。

例えば床材

来客もあり、家族が長い時間を過ごすリビングのある一階は無垢材の床材を使い、

机やイスの脚などで床に傷が付きやすい二階の子供部屋は硬くて丈夫で

無垢材よりも安価な既製品フロア材を使う。

こんな使い分けをすることで予算は抑えられたりもします。

「こんなことをすると高価なのかな?」とは想像せず、まずは希望としてすべて出す。

その中で優先順位をつけて必須なものとそうでないものをあぶりだして予算組みをして自分らしい家づくりをする。

もしかしたら「断熱性能だけは北海道基準で」となるかもしれないし、

もしかしたら「断熱性能よりも耐震性能に予算を回したい」となるかもしれない。

システムキッチンに集中的に予算を回す場合もあるでしょうし、

疲れを癒すために大きな浴室が希望の場合もあるでしょう。

自分らしい家づくりのための取捨選択をしっかりと心がけると

「我慢した」とはならないので満足度も高まりますよ。

弊社が来年リリースするモデルプランには取捨選択を盛り込んだ

二種類のプランを作ります。

こうご期待です!

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