デジタルとアナログの共演

書いてる途中で画面を閉じてしまい、消えてしまいました 涙

オートとマニュアル

電動と手動

電動式と機械式

デジタルとアナログ

いろんな言い方がありますが、簡単に言うと

電力を使った便利機能があるものと、そうでないもの

ですよね。

登山で言うと、ナビ機能や歩いた軌跡、時間や標高や気温などがついた

電子地図である山アプリと、紙の地図

もちろん山アプリの便利さが紙の地図を圧倒しています。

GPSでオフラインでも使えますし、

いまや、山アプリを起動して歩くのは必須のように感じます。

かたや、紙の地図は方位磁石も使って真北を算出して、周りの山などから

自分の居る位置をアナログに割り出したりするわけで、

紙地図を見れるようになるまでに技術が必要になってきます。

でもでも、山アプリはバッテリーが切れたら終わりですよね。

気温が下がると寒さでバッテリー残量が急激に減るし、

スマホを落として壊れちゃうこともあるわけで、

登山をする人の中ではスマホと一緒に紙地図も

絶対に持っておくべきとよく言われます。

今の世の中、デジタルなしでは生きられないといっても過言ではないですよね。

でも、デジタルではなくいつまでもアナログなものに頼っているモノ・コトも

ありますよね。

デジタルとアナログの融合が必要な世の中

住宅はいかかでしょうか。

今ではスマホを使ってエアコンの起動や浴室の湯張り、

室内を見ることのできるカメラの操作などなどを

外から管理できるようになっていたりという便利機能もあります。

でもその便利機能はあくまでも補助

設計者の感性(設計技術)や職人さんの現場施工技術と併用できてこそ

威力を発揮します。

いくら便利機能がついていても肝心の家が薄暗かったり、

使いにくい間取りだったり、雨漏れがしてたりしたら本末転倒ですもんね。

職人さんも電動ドライバーなどの便利機械も使うわけですが、

今の時代の「良い職人さん」とは道具をいかに上手に使うかだと思います。

だけど、それは電子機械に頼って技術を道具でカバーするという意味ではありません。

技術のある人が補助のために使うという意味で「上手に道具を使う」なんです。

たとえばスマホのように便利機能をとことん追求するための電子機器とは

違うところかもしれません。

ベースになる技術がしっかりしているからこそ、電子機器を使うことが活きてきます

それは私たち設計者にとっても同じ

今では当たり前のようにパソコンで書いていますが、

パソコンで書いていたのでは現場納まりがいつまでもわかりません。

手で書くことで納まりがわからなかったらつじつまが合わなくなりますし、

きちんと書かないと図面上でも納まらないということもわかります。

それを経験してる人がパソコンを使って書くのとは図面がまるで違います。

建築は人がつくるもの

いつまでたっても人の英知がベースにあってこそ

パースなどのデジタルなものが活きてくる。

お客さまの大切な家をきちんと建てるために技術は絶対に必要なもの

そこは弊社の根幹に繋がるところでもあります。

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