続・続・薪ストーブのお話

新事務所に薪ストーブをつけるので、

薪ストーブ屋さんに打ち合わせに行ってきました。

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その中で「なるほど!」と思うこと、

それから改めて「そうですよね」と思うことがあったのでそれを書きますね。

薪ストーブって、スイッチひとつで稼働するエアコンと違って

いろいろとやることがあります。

まず点火

そして薪を順次くべていく

そして灰の後始末

そしてそして次の日の薪の準備

これらをやると想像して以下を読んでください。

点火するには着火剤を使うか、小さな端材を使って着火しますが、

着火剤や、点火に使う端材はどこに置きますか?

薪ストーブのそば?

それとも毎日、屋外から持ち込みますか?

薪をくべるとしてその薪はどこに置きますか?

薪ストーブのそば?

それとも毎日、屋外から持ち込みますか?

灰は毎日出ますが、その処理はどうしますか?

薪ストーブのそばに灰用のバケツを置きますか?

それとも毎日、外に出しますか?

これらすべてに関係すること、それは「動線」です。

薪ストーブのそばに点火に必要なものも、

ある程度の量の薪も、

灰を片付けるためのバケツも置いてあるのと、

すべて屋外にあって、毎日持ち運びするのとでは大違いですよね。

特に薪は屋外の保存スペースから薪ストーブまでの動線が長いと

薪のごみは落ちるし、重いしで大変です。

なので、屋外の薪の置き場所をきちんと考えておくことは

薪ストーブライフを長く続けるために大切なことと思います。

また、薪ストーブの周りに、点火材や灰用のバケツ、

ある程度の薪を置く場所をきちんと確保しておくことも大切。

薪ストーブはアナログですから人の力が必要です。

楽しく、そして楽々と薪ストーブを使うために、薪ストーブだけでなく周りも整備して

薪を運ぶ動線も想定しておきましょう。

私も薪ストーブ屋さんに「一番大事なのは動線」と聞いてとてもハッとしました。

これからに役立てようと思ったのでした。

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