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土地探しの難しさ

ご希望の土地がすぐに見つかればいいのですが、

校区や、値段、土地の大きさなどいろんな条件的に

お客さま的にも、私たちがオススメするにしてもしっくりこない、、、

そんなこともやはりあります。

一年がかりで探すこともあり、今回は再度、不動産情報の洗い直しをしました。

ずっと、土地情報だけではわからないことがあると書き続けてますが

今回も、、、、でした。

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地図上では家の前の道は通り抜けていますが、現地は赤線部で行き止まりです。

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手前は舗装路、奥は未舗装路で、車が通れないように塞いであります。

未舗装路なのでおそらく私道で、私道=個人の土地で車を通したくないという

意思表示だと思います。

「ネットで検索して、現地も必ず見に行くよ」と思うかもしれませんが、

その入口のネット検索の時点で、とても良い土地をスルーしてることはよくあります。

それはSNSと同じで、やはり土地情報の写真や平面的な土地の形・大きさに

まずは目が留まります。

私ももちろんそうです。

でも、今までの経験上、「これ!」という物件はだいたい最後に見つかります。

なぜかというと、私も条件のよさそうな物件から現地を見ていくからです。

でも、だいたいが期待もしていなかった物件が最良なことが

おおげさではなく土地探し10件中、半分くらいあります。

不動産屋さんは写真のプロではありません。

土地情報の写真には「映える」ということは考慮されていませんから

良い物件を見逃しがち

でも、じゃあとんでもない数の物件を見ればそのうち良い物件に当たるかというと

それも違うと思います。

ノウハウなしに見て回っても一番大切なことはわかりません。

一番大切なこと、それは「どんな建物が建つか」です。

駐車場がどの位置が良さそうか

それによって建物の配置がどうなりそうか

採光・通風、プライバシー

色んなことを考慮して建物計画は行うもの

土地を見ただけでそれらを想像することは建築会社でもなかなかできません。

なぜなら、血の通ったプランというものは誰でもできるものではないからです。

いくらプロでも、パッと土地を見て、パッと最善のプランが思いつくかといえば

いくら有名な建築家でも不可能だと思います。

というか、有名建築家であればあるほど、ラフプランをいくつも作って

その先にお客さまに提案できるプランが出来上がります。

大学の授業ですら、単なる四角の部屋の組み合わせのプランだと

考えが浅いと指摘を受けます。

いろんなことを加味して、時には差し引いて、

頭の中でいろんなことをシュミレーションして、

図面を書き始めて、一階がうまくいったと思いきや二階が納まらない。

もしくはその反対なんてことの繰り返しでようやく光が見えてくる。

そんな血の通ったプランは2~3日ではできません。

過去のプランの中から似たものを探して改良することでできますが、

その場合、どこかに違和感が出ます。

もっとも違和感が出やすいのは二階の個室

部屋が3つあるとして、ひとつが6畳、もうひとつが5.5畳、そして5畳

クローゼットもバラバラの大きさ

ありがちなプランです。

なぜそうなるのか

階段の位置を深く検討されていないからです。

二階のプランは階段の位置に支配されるといっても過言ではありません。

希望の一階間取りを優先すると二階に必ず影響が出ます。

かといって二階の間取りを均等にすると一階が成り立たない

それを何とかすることが「血の通ったプラン」であり、腕の見せ所でもあります。

もちろん窓の方角もどの方向でも良いわけではなく、できるだけ南を向けたいし、

「希望通りにするのは無理ですね」はプロとして失格と思います。

土地を見ると同時に建物計画も同時に考える。

とても難しいですが、お客さまに根拠をきちんと説明するためには

必要不可欠なプロセスです。

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