だんだん暑くなってきましたねー!
レフデザインです!
さてさて、いよいよフルリノベーションが完成に近づいてきました。
内外装のフルリノベーション
耐震改修も!
完成までの道のりは険しかった 滝涙
って、どんな工事でも道のりは険しいんです。
家は百軒あれば百通り
その家、その家に合わせての工事は言い換えれば常に初めての工事
いつも初心でやる必要があるので難しいと考えたほうがいいんです。
今回のリノベーションは増築を2回していて、
一番古い部分は昭和30年代に建ったと思われます。
畳は黒ずんで傷み、
浴室も畳1畳分くらいしかありません。
南側の日当たりが一番いいとところも台所になっているので家全体がとても暗く、
洗面台も落ちちゃってたり、、、
某リフォーム番組に登場しそうな「階段が2つある家」
増築の際に元の階段を残したようです。
解体してみると、、、
壁の中にはまったく断熱材が入っておらず、、、、
「うわー!なんでこうなってるの?!」
と思うかもしれませんが、高断熱や高耐震、長期優良住宅などの考えがない
昭和の時代の建物はこんな感じも実は多いんです。
それを現代の基準に合わせることができるかどうか
ポイントとしては「どう合わせていくか」
言い換えると「どう判断していくか」
これが私たちの腕の見せ所であり、建築会社によって考え方もやり方もいろいろです。
クロスを張り替えたり、外壁を塗装したり、流し台をシステムキッチンに変更したり、、、
それだけで済ますか、それとも断熱も耐震も強化するのか、、、
言い換えると、クロスの貼替やキッチンの取り換えは誰でもできますが、
耐震改修ができる判断力と知識がある会社かどうかが大きなポイントです。
さきほど書いた通り、家は100軒あれば100通り
すなわち、耐震改修するにも全く同じ方法でできるとは限らない。
かならず解体して「わ!こんなことになってる!」が出てきます。
そのときにどう判断するか、どう判断できるか。
これを大工の経験だけでやったとしたら?
大工さんの経験は素晴らしいものではありますが、計算等の裏付けがありません。
そこで、弊社では現代の構造計算と、親方から脈々と続いてきた大工さんの経験をドッキング!
そうすることで構造計算でシビアになりすぎた部分を大工さんの経験で補うことで余裕が生まれる
逆に「大工さんの経験では大丈夫と思っていたけど計算ではアウトだった」なんてことを防ぐことができます。
次回からは工事の進行状況を随時アップしていきます。