今日からブログは二本立て!
構造に関するコトも書いてます。読んでねー
いつかはジャンダルム
いつかは西穂高~奥穂高縦走
登山をする人NO.1のあこがれであり、
一般登山道最難関、最恐ルート
経験を積んでいつかは、、、、
そう思っていた、だけで終わるはずだった。
楽しく登れれば近所の低山でも私は大満足できたから。
だけど、スポーツをするからよくわかることだけど、
自分の体の変化を最近ヒシヒシと感じるようになった。
単純に体力の低下
できることは変わらない。
ロードバイクで昔と同じく200㎞走れるし、スキーのスピードも変わらない。
だけど、確実に若いころとは違う
何もかもが違う
今ならまだ行けるかもしれない
そう感じて無謀にもジャンダルム計画を立て始めたのであ~る
とはいってもジャンダルムは気軽に行ける所じゃないし、行くところでもない。
圧倒的に経験不足
怖くない=登れる
ではないのだ。圧倒的にスキルは足りてない。
山は低山でも非生活エリア
たとえばロードバイクでコケたとしても、どんな田舎でも
いつかは誰かが通って助けてもらえるだろうし、救急車もすぐに駆け付けられる。
でも山は違う。
たとえ標高100mの山でも人が日常的に使ってる道ではないから、
動けなくなったら誰も見つけてくれないし、救急車も来れない。
だから自分の身は自分で守るしかないから近所の山でも装備はきちんと持つ。
ルートファインディングは初心者レベルだし、
歩き方も何もかも自己流。
でも行くと決めたからにはやる!
やれない理由を言うよりも、やれる方法を考えろ
それが私のモットーなんです。
まずは体力の再確認
テント泊装備を背負って急登の前穂を登って奥穂入り
次の日にジャンダルムアタックをして、そのまま北穂へ。
はたしてその体力があるのか?
テント泊装備を背負って、関西では有名な岩場のある山を登ってみた。
そしたら暑さもあったとは思うけど、あきらかに重さに負けてる 汗
岩場でも日帰り装備と違って体が振られてる。
これはアカン!
ジャンダルム登る前に体力使い果たしてどうするねん!
お空に逝ってしまうやんか!
いさぎよく体力温存で涸沢カールから奥穂入りすることにした 笑
ジャンダルムまでの山行で大きなヤマは三つ
馬の背
ロバの耳
そしてジャンダルム本体
馬の背は細い一本道だからルートミスはないハズ
四つん這いで高度感を感じない能力を発揮すれば何とかなりそう?
ジャンダルム本体も西穂側に回り込むルートがわかりにくいみたいだけど、
それもYouTubeで目途はつけた、ハズ
問題はロバの耳
トラバース鎖ゾーンを抜けた後の垂直登り箇所の登り方がどうもはっきりしない。
登りはなんとかできても下れるのか??????
いろんな動画を見ても「ここ核心部」とか言ってるのに
なぜか登るところがカットされてることが多くて
手足の置き所の想像が完全にできていなかった。
そして、動画で見るよりも10倍以上難しいと思っておかないといけない
動画を見たくらいで簡単にクリアできるなら日本最難関なわけがないし、
毎年、事故が起こるはずもないのだから。。。
そもそもスキルが足りてないのだし一瞬でも心に迷いが出たら撤退する。
無謀とチャレンジは違うからね。
今回はマジでその判断を誤ったらあかん
家族にも仕事にもレスキューの方々にも迷惑をかけることになる。
助けてもらった後で「迷惑おかけいたしましたー」って言えればいいけど、
ジャンダルムへの道で落ちて生きてる確率は宝くじに当たるより確実に低い 汗
そして、動画を見まくって、見まくって、
とうとう出発の日が訪れた!
てんくらはオールA!
抜群の条件で出発し、上高地に到着したのであ~る!