少し前になりますが、ようやく雪が降って県内初滑りができました。
DALBELLO DRS110なんですが、、、
かなりイイ!
まず脱ぎ履きが超らくちん!笑
今まで毎回うなり声をあげながら脱いでいたドーベルマンと比べて
超楽ちん!
これだけでQOLが上がった!笑
QOLとはクオリティオブライフ
生活の質のことなのですが、スキーブーツの快適さは
スキー生活の質に大きく影響するのです!笑
スキーブーツは上級モデルになればなるほど
快適さを犠牲にしてダイレクト感や超フィット感や
剛性が高くなり、オールマイティさが失われます。
氷のガッチガチのレースバーンで最大に性能を発揮するように
できているのだからそれはある意味当然とも言えますが、
DRS110は確かに純競技モデルに比べると全てが甘いと感じます。
その代わり、懐がものすごく広い。
スキーは雪という1秒たりとも同じ状況にない天然の舞台で行うスポーツ
そこに斜度の変化も加わるので100%完璧なポジションでは滑るのは至難
私のような素人にはなおのこと
なので、良い意味でファジーな範囲がすごく広いDRS110は
体が開いたり遅れたりした時にすごく修正しやすい。
そして、良くない体の動きになった時がすごくわかりやすい。
おかげでかなり考えながら滑ることができる。
内腰をもうちょっと内へ入れてみたり
内膝を先行させてみたり
ちょっと腕の位置を上げ気味にしてみたり
ストックの突く位置をちょっと内や外に調整したり
いろいろ試したのだけど、
一番は内傾角を深くできて、脚がすんごい伸びるのがよかった
「脚が伸びる」でわかってくれた人いますか?ありがとう 笑
それだけポジションが作りやすいんです、このブーツは。
一発でズバッといくのではなく、考える時間があってポジションが作れる。
そこが良い意味で懐の深さ
切り替えなんて高速で滑ってる中では超一瞬
その中でもすんごく考えられる時間があることが
このブーツの一番よいところだと思う。
一瞬の中でも面で微調整がすごくしやすい。
板との相性も大事と思います。
板がトップグレードの純レーシングモデルだとブーツが負けます、たぶん。
私はフリースキーで滑る時はSL板のセカンドグレード使ってて、
そのまま使うとトーションが弱いので
硬いプレートと組み合わせて足元しっかりで
板のフレックスは柔らかめという組み合わせにしてます。
ガチガチバーンを飛ばすとちょっと頼りない時もありますが、
普通に滑るぶんには問題なしです。
現代ではマテリアルをいかに上手に使うかがとても大切。
良いブーツに出会いましたので、またスキーが楽しくなりました。
足の折れたところも当たることなく問題ないし
ガンガン滑りたいなー
でも暖冬だし、雪がどこまで持つかなー 涙