二つのコンセプトプラン

先日、新事務所のコンセプトをお話ししましたが、

同時に弊社の住宅ご提案コンセプトもリニューアルいたします。

二つのコンセプトプランを作成中。

敷地を間口10m、奥行き15mに設定として、

建物を2階建31坪で計画しました。

敷地の大きさは土地情報でよくありがちな大きさとし、

建物もご家族4人が暮らすのにぴったりな大きさ

車4台まで駐車可能としています。

今の暮らしの中で駐車スペースを確保することは必須ですよね。

コンパクトさを求めると駐車スペースは2台分となりますが、

できればもっと欲しいですね。

その理由は、

住宅を建てる時にお子様がまだ未成年だったとしても

成人して一人暮らしやご家庭を持ったら今度はご実家になるからです。

なので、ご親族が集まるときに

車を止めることができるかどうかはとても大切。

今だけでなく、

将来のことまで考えてご提案いたします。

社名のlefuDesignは

lead to the future(未来に導く)から

頭文字をとったもの

5年後、10年後を考えることは弊社がとても大切にしていることなので

コンセプトプランもご親族で集まった時のスペースまで意識しています。

間取りとしては、無意識の心地よさを重視しています。

明るく風通しの良い家とはよく聞きますが、

もしもまぶしいくらいに光が差し込んだり、

テーブルの上のものが飛んでしまうほどの風が吹き込むようでは

逆に不快ですよね。

心地よさって無意識に感じるもの

ふとした時に柔らかく差し込む光やほんの少しの風の流れを感じて

とても落ち着ける。

そんな家が理想ですね。

それから、大事なのが人の動線です。

ななめ歩きができる家

ゆったりとした人の動線はストレスフリー

ダイニングテーブルのイスが無造作に出ていても、

ソファの周りが片付いていなくても、

ストレスを感じずに動ける。

光と風の導線と人の動線を整えることで暮らしやすいリビングをご提案したします。

水周りに関しては、花粉症もあってか

最近は洗濯物を室内で干す(乾燥機を使う)ことが多くなりました。

室内で洗濯物が完結するということは

家事動線が今までよりもっと重要になってきます。

そこで、ぐるりと回れる回廊動線でキッチン&リビングから

洗面脱衣室、そして隣接したランドリールームにすぐに行ける動線をご提案。

ランドリールームはファミリークローゼットとしても使用可能です。

浴室は、もしもご両親を介助しながらでもご入浴できるように

ゆったりと一坪タイプを。

ここにも将来を見据えた想いがちりばめられています。

余裕を必ずもつ

オープンハウスにお越しいただいたときにお客さまから

「どこがどうなのかわからないけど、とても余裕を感じる。なぜですか?」と

よくお伺いいたします。

10年後の生活がどうなっているかはわからない。

近年はコンパクトに建てて豊かに暮らそうという言葉をよく聞きますが、

ダイニングテーブルやソファが配置はされているけど、

お子さんが大きくなって大人の体形になったり、

例えばキャンプが趣味になって物をたくさん置くことになった時に

対応できないようでは余裕がない家になってしまってストレスを感じてしまいます。

ほんの少しだけ、各スペースにほんの少しだけ余裕をもつことで

将来のことにも対応できますし、ストレスフリーな動線にも繋がります。

特に1階はご家族が集いますので適度な余裕が必要。

31坪の中でもしっかりと余裕を持つ間取りとしています。

新事務所もただお客さまと打ち合わせをするスペースを確保するだけなら

もっともっとコンパクトにできます。

でも、それでは将来に例えば展示コーナーを作りたいと思っても

余裕はありません。

大きすぎず、小さすぎず。

窓を通してソトとウチを繋いで

視覚的に広々と感じるように天井をR形状にしたり工夫しています。

2階に関しては例えば

「3部屋あるけど部屋の大きさがすべてバラバラ」

にならないように意識しています。

部屋の大きさがバラバラになるということは部屋数の確保を最優先して

使い勝手などが後回しになっている証拠と私たちは思います。

南側に設けたご夫婦の個室には大容量のクローゼットを。

お子様のお部屋は南と東向き

全く同じ大きさでクローゼットも同じ大きさに。

しっかりと6畳を確保しています。

昭和の時代はテレビは一家に一台、

パソコンもインターネットもスマホもない時代でしたが、

今はパソコンもテレビも一人一台の時代ですから4.5畳では少し狭いですよね。

大人になっても自分の部屋でゆったりとできるようプランニングしています。

そして、2階の廊下は光と風を通す道になりますので明るさをしっかりと

取れるように窓を設置しています。

書き始めると、もっともっとたくさんのポイントあるのですが、

これらのポイントは同じまま、使用する材料の違いで2つのプランを

ご用意しています。

たとえば内壁

左官仕上げとクロス仕上げで分けましたが、

視覚的に感じる空間の柔らかさや落ち着きが変わらないように

色、材料を吟味しています。

キッチンをオーダーキッチンとメーカー品を選べるようにしたり、

洗面化粧台の内壁にタイルを使ったり、タイル調の材料を使ったり、

絶賛、工夫中です。

耐震や断熱性能は同じままで地震や台風などに安心していただける中で

仕上げ材の違いで2つのプラン

新事務所のお披露目とあわせて公表いたします。

こうご期待!

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