住まいづくりフェア2024

昨日と一昨日、アクリエ姫路にて住まいづくりフェア2024に出展しました。

たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます。

また、たくさんの方からご用命もいただきました。

ありがとうございます。一件ずつ丁寧にご対応させていただきます。

よろしくお願いいたします。

さて、フェアのブース作りをするにあたって私たちが大切にしたことがあります。

それは「体感」

私たちのご提案する住宅で大切にしていることは「体感」です。

なぜなら図面上の性能は体感を考慮していないからです。

例えば耐震性能、断熱性能を究極に上げるのなら

窓を無くせば最大限に高められます。

窓より壁の方が熱も止まるし、耐震壁も増えるからです。

でもそれは言い換えると、特別な断熱材や耐震材料を使わずに

図面上の性能値を上げることができるということでもあります。

なので各社、そういう提案をよくしているのでしょう

よく「長期優良住宅って窓を大きくできないんですか?」って聞かれるのですが、

窓の小さなリビングで快適かといえばそうではないと私は思うので

「いいえ、窓は大きく取りましょう」とお話ししています。

ふと気づいたときに感じる心地よい風や光

人の動線を考慮した余裕のある間取り

「使いやすさ」はすべて体感に直結いたします。

大切なのは図面上ではなく現場

そして体感

部屋の窓を最低限の大きさとし

トイレやお風呂、洗面などの窓を無くしたりして

図面上だけ性能値を上げるのではなく

本当の意味での暮らしやすさの体感を重視し

なおかつ

耐震性能や断熱性能も満足な性能とする。

それはお客さまに対する私たちの誠意でもあります。

ただ、体感するにもなかなかできないことがあります。

それは「技術力」です。

誰もがきちんとした家を建てたいと思うものの

どうやればきちんとした家になるのか

どんな大工さんならきちんとした家になるのか、、

機械で加工するプレカットが主流のいま

技術力を体感していただける機会はほとんどありません。

何千万円もする大切な住宅なのに担当大工の技術力の確認は不要なのでしょうか。

私たちは家づくりの根本である技術を大切にしているので

柱や梁を一本ずつ大工の手で加工する

「手刻み」ができる大工のみにお願いしています。

きちんとした家を建てるためには技術力がとても大切ということを

体感できればと思い、カンナ掛け体験を開催したのですが、

とても大盛況で用意した木材の厚みが

2日間で半分になっていてビックリしました。

右側の木材がもとの厚み、左側がフェア終了間際のものです。

一回の厚みはコンマ何ミリですから

何百人の方に体感していただけたということ。

お菓子やゲームでお子さんを足止めして

その間にお客さまとお話をすることを目的とするのではなく、

弊社の大切にしていることを体感していただく機会として

住まいづくりフェアに参加できたことがとても良かったなと感じています。

ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。

商談中のお客さま、お世話になりましたOBのお客さまのご来場も多く

たくさんの差し入れをいただきましたこと

ものすごく嬉しかったです。

ありがとうございました。

さーて、がんばりますよー!

目次