大きくても小さくても費用が変わらないもの

先日、山に登る前にスーパーにお水を買いに行きました。

1リットルのペットボトルが欲しかったのだけどなくて、

500mlか、2リットルの大きいのか、どちらを買うかになったのですが、、、

パッと値段を見たら、

500mlが59円

2リットルがなんと70円!

「ええ???水の量は4倍違うのに値段は11円しか違わないの???」と

思ったのですが、その理由が何なのか気になって考えてみました。

水は量によってもちろん変わるわけで、量が増えれば値段も上がるはずですよね。

では水の量が増えても変わらないものは?

たとえば店頭に並べるための人件費

これは500mlでも2リットルでも同じなのかなと想像しました。

それから配送費

これも重量に応じて比例して決まっているのならば

1本当たりで考えれば同じではないでしょうか。

ペットボトル自体の製造費

これも大きさに応じて比例しているのなら同じかな。

ってことは、、、、ちょっとまって、、、

水本体は4倍も違うのに価格が比例してないやん!

水は結局タダみたいなもんなんカイ~~!!!笑

と、自分で考えながら自分に突っ込んで笑ったのですが、

これ、建築業界でよくご質問がある一つと同じ構図と感じました。

メーカーのサービスマンを手配して何かの部品を交換するときに

「出張費」という項目があります。

だいたい請求項目に書いてあって何千円程度かかります。

よくよくお客さまからご質問をいただくのですが、

「部品代500円なのに出張費が何千円かかるのはなぜ?」と聞かれます。

「すいません、これは一律でメーカーがいただく費用になっているのです」と

ご説明するのですが、小さな工事になればなるほど出張費は確かに目立ちます。

ですが、よくよく考えると水と同じで、部品代が少額・高額関係なく

お客さまのご自宅に向かう人件費や交通費は同じだけかかるんですよね。

でもでも、できるだけ費用を抑えるようにしたいと弊社は考えます。

なので、メーカーサービスマンを行かせる前に自社でまずは見させていただいて

出張費などの費用のお話をしてから手配するようにしています。

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