高強度な梁の仕口 Tajima TAPOS

今日は雨ですねー、、、

一雨ごとに暖かくなるんでしょうか、、、、

雪の季節が終わっていくなあ、、、

先週、思い切り滑ったけど、まだまだ滑りたいなあ。

さて、今日は構造的なお話

Tajima TAPOSっていう加工があるのご存じですか?

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梁の交点の加工を仕口(しくち)と言います。

仕口は梁と梁を繋ぐために必要な加工で、

簡単に言うと載せていく梁側を凸型に、受ける梁側を凹型に加工して

組み合わさるようにするのです。

ただ、梁を加工するということは言い方を変えれば欠き取ることになるので

断面が欠損します。

つまり、厳密にいうとそこから壊れやすくなるとも言えます。

通常、受け側の加工はUの字の形をしているのですが、

Tajima TAPOSはVの字をしていて、

力が分散されて壊れにくくなるような加工になっています。

耐震・制震・免震のことを書いたときにも触れましたが

力で耐える鉄筋コンクリートとは違って、

木造はいかに力を分散させるかが耐力向上の大きなカギになります。

弊社ではTajima TAPOSを標準施工

見えないところこそきちんと。

技術を大切にすることは弊社の根幹です。

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