フルリノベーションで大切なこと– category –
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古民家Reborn完成
古民家が生まれ変わりました。 古民家の天井はだいたい梁が見えていて、 一階の天井板が2階の床板を兼ねているし、 天井高さも2メートルくらいしかありません。 また、田の字型の部屋になっているので奥の部屋に 光も風も届きません。 そこで、使っていな... -
柱ピッチには気をつけろ
フルリノベーションでは新築時の大工さんのクセを 見極めることもとても大切です。 柱や壁の納め方など、その人なりの標準的なやりかたを 見つけると他の場所もだいたいその納め方をしてありますので 想像もしやすくなります。 ただ、難しいのが柱や梁のピ... -
弊社が構造に強い理由
「ウチは構造に強いです」 そんな言葉をよく聞きます。 ですが、、、、 構造に強い会社は本当に、本当に、本当に、本当に一握り というか、出会うこと自体が稀です。 そのくらいどうして言いきれてしまうのか? 構造に強いと言う理由にはいくつか想像がで... -
フルリノベーションは3歩進んで2歩下がる
寒すぎですね。 みなさま、外部水栓など大丈夫でしたか。 さて、フルリノベーション! と一言で言ってもいろいろあります。 単に内外装をキレイにするだけの場合から 耐震や断熱を高める工事までいろいろあります。 その中でも耐震補強のフルリノベーショ... -
建築基準法改正について
4月から建築基準法が大きく変わります。 木造の建築物の多くはいわゆる「四号特例」という緩和がありました。 木造の多くは建築基準法6条の中の四号にあたります。 特例の内容は簡単に言うと建築確認申請の際に提出する資料の免除や 木造以外なら確認申... -
壁のヒビ割れには良いものと悪いものがあります
モルタルなど左官仕上げの外壁や内壁はいずれヒビ(クラック)が入ります。 大きな理由は乾燥収縮ですが、クラックには大きく分けて二つあります。 ひとつは乾燥収縮クラック もうひとつは構造クラック 乾燥収縮クラックはその名の通り、乾燥収縮で入るク... -
古民家改修の難しさ
古民家改修って憧れますよね。 私も大好きです。 先日、伊根に舟屋を見学に行きました。 そのときに立ち寄った古民家を改修したお店がとても上手に改装されていました。 古民家改修の一番のポイントは 「どこをリフォームするか」と、 「どこまでリフォー... -
フルリノベーションの難しさ
あれだけ晴れが続いて酷暑だったときは雨が欲しかったのに 雨が降り続くと晴れてほしいと思う。 人って勝手だなあ 笑 さて、新しいフルリノベーションの現場のお話です。 フルリノベーションは「最初が肝心」です。 新築の場合は何もないところから建てて... -
フルリノベーション 階段の位置変更が一番難しい
雨、、、ですね。ちょっと涼しい たくさんのご依頼をいただいていてプランをたくさん書いています。 フルリノベーションで難しいところはたくさんあるのですが、 間取り変更の中で一番難しいのは階段の位置変更です。 一階から二階に上がるにはいくつか条... -
「ちょっとのこと」には2通りの意味があります
今日は現場で作業をしていました。 「え?作業するのですか?」と思われる方もいるかと思いますが、 私は「ちょっとのこと」の作業を時々やっています。 ちょっとしたコーキングや、 ちょっと切ったり、 ちょっと詰めたり、留めたり、、、 etc... 昔... -
基礎アンカーボルトは最重要です!
暑いですねー 私、すぐ黒く焼けてしまうので「山に登りすぎでは?」ってよく言われるんですが ここ一か月弱、まともに休んでいません 汗 山登りたいヨー! さて、フルリノベーション現場は増築部も上棟して、 今は新設の梁や耐震金物の設置を行っています... -
フルリノベーションで最も大事なこと 屋根裏の攻防
フルリノベーションの話をしてきましたが、一番肝心なことを書きます。 それは、、、、 「フルリノベーションができる技術があるかどうか」です。 もうひとつ突っ込んで言うと 「フルリノベーションの施工を指示できる司令塔がいるかどうか」です。 工事は... -
フルリノベーションにお金をかける理由④
さて、今日からは施工の視点も含めて書いてみますね。 たとえばお客さまから 「キッチンに棚をつけることができますか?」 とお聞きしたとき、 私たちプロは二つの意味で「できる・できない」を答えます。 ひとつは技術的観点 施工上、可能かどうかで「で... -
フルリノベーションにお金をかけるべき理由③
さて、お得になるはずのフルリノベーションが 予算オーバーしちゃうこともあります。 その理由を今日は書いていこうと思います。 予算オーバーになる可能性が上がる一番の理由 それは新築と同じく施工面積が大きくなることです。 たとえば増築面積が増えて... -
フルリノベーションにお金をかけるべき理由②
新築よりフルリノベ―ションなポイントは三つ ① 解体費用が掛からないこと ② 梁や柱などの構造部材や外壁などを再利用できること ③ ②を施工する費用が掛からないこと 今日はこの三つに着いて書きますね。 「リフォームは新築よりも安くなければ価値がな... -
フルリノベーションにお金をかけるべき理由①
なんだか雨が続きますね。 さて先日、フルリノベーションだからお金を掛けたくないという話をよく聞くこと、 それから、フルリノベーションこそお金をかけてほしいとも書きました。 前回のお話はこちら 今日はそれについて詳しく書きたいと思います。 なぜ... -
なぜ予算オーバーになる?そのカラクリとは
新築でもフルリノベーションでも予算管理はとても難しいです。 いや、違いますね。 「今は」予算管理がとても難しいです。 ウッドショック、コロナ禍、そしてウクライナ紛争 様々な理由が重なって住宅資材が高騰しています。 もう高騰していますなんて言葉... -
このデザインはフルリノベーションにもピッタリ
薪ストーブの件、ようやく終結。 建築基準法と消防法で求められることに違いがあって、 どちらも満たすように図面や計算を加筆しました。 さて、これで新事務所の確認申請がいよいよ許可が出ると思いますが、 デザインはInstagramで大好評でした。 このデ... -
建築は人がつくるもの
フルリノベーションの際にいろんな昭和あるあるが見つかります。 ただ、それは昭和の建物がダメだということではありませんし、 昭和の職人さんたちの腕が悪いということでもありません。 現代のように木造住宅を構造計算で確認することなんて ありません... -
フルリノベーション ~昭和あるある~
フルリノベーションには昭和あるあるがたくさんあります。 そのほとんどが「もし今の時代にこれやってたら大炎上しちゃうよ!」デス 笑 「笑」をつけていますが、フルリノベーションの経験が少なかったら 「うわーーーーーー!どーーーーしよーーーー!!... -
無筋基礎って違法なんですか?
昨日から冬季国体が始まっています。 一般アルペンスキーヤーあこがれの国体 一般アルペンスキーヤーにとってオリンピックともいえる大会です。 私にとっては夢のまた夢のまた夢、、、、 だけど、「国体」と聞くと奮い立ちますねー スキーがしたいです! ... -
フルリノベーション 補強確定ポイント発見
いま、朝6時20分 まだ外は真っ暗ですが、2月なのに暖かいですね。 今日は現場を見られないので、昨日、休日出勤をして 現場の確認をしてきました。 作業は順調に進んでいて問題はなかったのですが、 構造体が見えてくるにつれて本格的な調査が始まります。... -
フルリノベーション開始! まずは調査・解体工事から
フルリノベーションの工事が始まりました。 まずは解体工事から開始 厳密に言えば解体ではなく既設調査です。 毎度のごとく、解体工事の際にはいろんなことが見えてきます。 あるべきものがない ないはずのものがある これらのうち、予想できるものと、そ... -
構造計算書が読み解けなければフルリノベーションはできません
なかなか冬らしい冬になりませんねー。 ここのところフルリノベーションのご相談をよく受けています。 フルリノベーションを施工するにあたって、一番大切なことは 構造を読み解くこと 構造に対する知識と経験がないと壁や柱を抜いたり入れたりできません... -
フルリノベーションの施工ポイント② ~重要~
今日は寒かったですねー。 朝から、土地探しをしていて駅までの距離などを測っていました。 土地をご紹介するとき、私が自分自身で納得できないのなら お客さまはもっと納得できないと思っているので しっかりと調べて一番良い土地をご紹介したいです。 さ... -
フルリノベーションの施工ポイント① ~重要~
今日のブログは本当に大事です! ウッドショックやコロナ禍での原材料の輸入が滞ったりして 建築資材が「すべて」高騰しています。 もう本当に「すべて!」 去年、3回値上げされた商品があったのですが、一度に2割ずつあがりました。 元が1000円だとし... -
フルリノベーション完成後の生活がどう変わったか聞いてみました
寒かったり、あったかかったり忙しいですね 秋らしい秋はどこに行ったのでしょうね。 さて、今日はこちらの物件を定期点検いたしました。 クリックしていただくとブログ記事に飛びます→ 築60年のフルリノベーション 私の経験上、ナンバーワンの難しさだ... -
フルリノベーション現調のポイント
ちょっと肌寒いと思っても昼間はまだまだ暑いですねー。 さてさて、世の中はフルリノベーション熱が高まってますね! とても注目が集まっています。 ですが、フルリノベーションってとても難しくもあり、簡単でもあります。 そのポイントは「構造」です。 ... -
フルリノベーションという選択肢
最近、忙しくて昼ご飯の時間が15時とか16時とかになることが多くて、 そうなると夜ご飯も遅くなるわけで、 でもって食べてすぐ寝ることになるのでオナカがプクプクと、、、笑 久しぶりにジムに通おうかな。 さてさて、今日はフルリノベーションという... -
フルリノベーション⑤ ~完成へ~
もうすっかり半袖が定着しました! 株式会社 レフデザインです! 木工事が終わればクロス施工 階段もこんなにきれいに。 洋室も断熱・耐震、デザインともに見違えました! 今まで窓もなくキッチンと居間に分かれていた部屋も合体してLDKに。 ダイニン...
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